世界最速レポート・十勝ロードレース第2戦

まいど!

本日は十勝ロードレース第2戦のリポートです。

まずは土曜日。

金曜日まで仕事は遅番だったので

とりあえず睡眠不足を解消するべく

朝は8時に起床!

あせってサーキット入りしても

ろくなことは無いと思い、

天気予報をチラ見。

大丈夫そうなんだが、

実は今回ニューウエポン投入!

新しいタイヤを新品で買うことができたのです。

予選でいきなり履くのもギャンブルなんで

練習でちょいと味見しようということ!

そそくさとタイヤ交換し

11時ころ、サーキットを目指す。




かなりのんびりと走ってきたが

思い出した忘れ物も無く

今回は万全の体制のようだ。

14時半からの走行の準備を進める。

ミシュラン パワーワン コンペティション

ネットを見てもレポートなんかはあまり載ってない、

公認が5月下旬だったので出遅れた感もある。

だが、ミシュランの力の入れようが伝わってくるタイヤと思い

レース直前に手に入れた。




タイヤ組み換えの際感じたのは

サイドウォールは柔らかくはない

どちらかといえば国産のBSっぽい硬さ。

ヨーロッパのメーカーってことで

ピレリっぽいイメージを持っていたが

見事に裏切られる。

コンパウンドは前後とも B をチョイス

エア圧は冷間で F2.1 R1.5

という推奨だ。

気温は18度くらい、

路温も20度くらいでしょうか?

天気は曇りです。

まずコースインしての第一印象は

ベタっと張り付くようなグリップの強さです。

どのあたりからスライドするのか分からないくらいです。

エンジンパワーがタイヤのグリップに負けている気がするように思えます。

実際立ち上がりでラフにガバっと開けても

リアサスは動いているのですが

リアタイヤはラインを外しません。

しっかりレールの上を走っているかのようです。






コーナー進入でも安定しています。

たとえオーバーペースで入っていっても

フロントタイヤは跳ねることもなく

インに向かう力を感じます。

BSやピレリと比較しても

進入時にギャップを踏んでも

「踏んだ」と感じる度合いが低く、

ギャップの存在を

主役から脇役に押し下げています。

こうなると進入スピードを上げても

「イケル気」になります。

タイヤ自体の持つバンク角も深く

今まで経験のない

「ブーツの先が路面にこすれる」

体験もします。



約15分の走行でタイムアタックはしませんでしたが、

フィーリング的には上々です。

このグリップを使って

いかにラップタイムを削るかが明日の課題です。









夜、今回はサーキットのピット前で夕食です。

その前に買出しと温泉を済ませます。

夜のピットは幽霊が出るとのウワサもあります。

・・・トイレに行けるかな?

夜の主役はこれ


根室斉藤商店の花咲蟹!

いつもうまいカニをありがとうございます。

北海道の人間でさえカニはなかなかありつけるモノではありません。

宴の始まりとともに一同無言になります!

今回さらにニューウエポン!


ワタクシの生息する日高門別から

たこ!

たこ足を豪快にぶつ切りしまして

串刺し〜!

生でもイケるたこさんもご好評でした!

(ちょっとゴツすぎたか?)

北海道のレーサーは贅沢ですか?

食べたい人は移住するべしっ!!!









たらふくうまいモン食って快眠できました。

前日の予報は良い方にはずれ

晴天のなかレースが出来そうです。

第1戦は今にも降りそうな中のレースだったし、

2度の赤旗中断で

フラストレーションがたまるばかりでした。

今回にかける思いは

皆、強いでしょう!





マシンには問題はありません。

タイヤをいかにうまく使って

レースを走りきるかそれが大事です。

いつも予選ではいいタイムが出せません。

でも今日はなんだかいけそうな気がする〜です。

ホント、他のタイヤが信じきれない人は

一度試してもらえばこのタイヤの凄さがわかります。

タイヤの勢力図が変わりそうです。




昨日の15分でフィーリングは分かってきたんですが

走行後にアタマん中で考えた走りを実践しないといけません。

予選になりました。

前半は単独で走り、

進入スピードを上げ

コーナー全体をどうクリアできるかチャレンジです。

アタマで思い描いたラインとスピードで走りますが、

まだイケそうです。

ブレーキをかける時間が余ったり

もっと早くからアクセルを開けれそうです。

いろいろトライしながらなんで

ギクシャクとした走りになってしまいます。

それでも自己ベストを安定して更新しています。

更なるタイムアップを狙って

一度ピットイン。

後半は引っ張ってくれそう(無理にでもついていく?)

なライダーを探します。

丁度第1戦のウィナーがいたんでコバンザメ走法。

でも間隔が開きすぎて無理でした。

ジタバタしていると全日本ライダーの黒川さんが抜いていきました。

非常に楽〜に乗っているように見えます。

でも速いんです。すぐ点になっていきます。

結局後半はタイムアップならず、

予選は6番手

1分28秒609が公式の結果です。

走りが上手くまとまってくれば27秒台は出そうです。

レギュラー組のトップも近い?のか?










さあ、決勝です。

気温も上がりタイヤにもキツイんでしょうか?

予選を走った感じは

気温の上昇は、パワーワンには心配ないようです。

今回はみんな調子が良いようです。

28秒台を出せるライダーは5人です。

この5人で、地元レギュラー組での4位争いになるはずです。

負けられません!




グリッドはイン側です。

どうしてもアウトから行きたいので

スタートはミスれません。




シグナルレッドから

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

消灯!

だいぶ長く感じました。

自分のミートはちょっと遅かったようです。

でも2台くらいは抜かしたでしょう?




それよりも、左から誰かロケットスタートしていきました。

ジャンプスタートなのかはわかりません。

1コーナー、うまく目一杯アウト寄りにラインが取れました。

目の前には黒川さん!けっこう近づきましたよ!

楽に走っているように見えます!

でも1番に立ち上がっていきました。さすがです。

ワタクシは大外狩りで4番手まで浮上。

目の前にはロケットスタートをきめた

ブロック大魔王さん!

手強い人が目の前です。

さらにその前にF澤選手。

予選上位の何人かは遅れたようです。

チャンスです!


2コーナー、

混戦ですが順位は変わらず。

3コーナー、

ブロック大魔王選手とはラインが違います。

ここで差を詰めて次の4コーナー〜5コーナーで並びたいところです。

さあ、ラインを変えて・・・・・・























キュッ!

















なんてことでしょう!4コーナーへの進入で一瞬タイヤがロック!

そのままコースアウトしてしまいました!

しかも最後にゃ〜

ジャンプして転倒・・・・・・。























やっちまったな〜!




















1周もせずにレースは終わった。

タイヤのよさも引き出せずに終わった。


























今回でまたまたボロくなりました。

2週連続しての転倒。

しかも攻めた走りではなく、

単純なミス。

全然いぶし銀じゃないよね。

ゴメン・・・・・・
























若気の至りw





















あまり言いたくはないんだけど、


決勝前に着替えていたら

先週同様、ツナギのポッケからお守り様が

脱線しておりました・・・























やっぱ・・・























厄払いにGO!




















家に帰りすぐさまマシンチェック。



エアボックス内にまで

砂と小石が・・・・・・。


ま、怪我も無く帰ってこれたということで

良かったんじゃないでしょか?