サーキットへ行こう!2

とりあえずバイクと装備があれば走れます・・・
でも、バイクで自走して行くのはリスクがあります。
と言うのも、サーキットを走るというのは
ツーリングなどと違って体力を消耗します。
完全にスポーツなんです。
体験走行的なものなら
ツーリングの延長線上にあると思ってよいでしょうが、
スポーツ走行ではもう少し気合が必要ですw
つまりサーキットでの走行になるべく集中するために
バイクや装備などは
トランスポーターに積んで行くのがセオリーなんです。
万が一の転倒や負傷でバイクに乗れない状態になったら
家に帰るのも一苦労ですよね!
クルマに積んで行けば全然楽ですし、
誰かと一緒に行くとなると、やっぱりクルマですよね。
運転してくれる人がいれば尚更のこと助かります。









で、バイクを運べればとりあえず何でも良し!
ハイエースでもトラックでもミニバンでもOK。

軽バスでも工夫しだいでデカいバイクを載せることができます。
乗用車でトレーラーを引っ張るという手もあります。
どうしても用意できなければ、仲間のトランポに同乗しちゃいましょう!
それも無理ならレンタカーです。









ワタシがサーキットを走るようになった20数年前、
練習も大会の日も友人3人でレンタのトラック(0.75t)を借りて
TZR125を2台とFZR400を1台、3人分の装備や工具を積んで
土曜日の夜8時から24時間だけ借りる作戦で5000円+ガソリン代でした。
やればできるんですww









バイク自体も準備が必要です。
公道とは違ってコース上は速度制限はありません。
警察もいませんw
でも、だからといって無法地帯ではありません。
スポーツ走行=練習
つまりは失敗するのが当たり前と思ってください。
バイクで「走ること」を失敗するというのは
大抵は「転倒」です。
運が良くてもコースアウトして
グラベル(深い砂利)に突っ込んでしまうものです。
クルマと違ってスピンだけで済む
というわけにはいかないことが多いです。
転倒すると、まずミラーは壊れます。
ついでにウインカーもw
下手すりゃライトやテールランプも割れます。
割れたら破片が飛び散ります。
・・・これらは外すかテーピングして
破片が飛び散らないようにします。
他のバイクが破片を踏むと・・・
痛い???いやパンクしたりしますよね?
自分がコケても他のバイクに
なるべく迷惑を掛けないように、そのようにします。









あと、エンジンなどからオイルやクーラントが漏れていたりすると
サーキットは走行出来ません。

バイクはオイルにのると
トンデモなく滑ります。半端ねェほど恐いですw
・・・判りますよね?・・・
事前にオイルのにじみ等を点検しておいて
必要なら修理しないといけません。
何台ものバイクが走るわけですから、
オイルをたらして走ると周りのバイクはもちろん、
自分が一番転倒する可能性が高くなります!


必ず点検です!









クランクケースが削れてしまっている場合も要注意です。
見た目に大丈夫そうでも、新品に交換したほうがいいです。
大したことない転倒でもオイルが漏れてくる可能性は高いです。
サーキットに着いてバイクをトランポから下ろしたときに
バランスを崩して立ちゴケしたとしますw
それでオイルが漏れちまったら・・・
一日がパーですよね!
転ばぬ先の杖!アクシデントは未然に防ぎましょう。









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